0からアイディアを探索する
マーケティング・リサーチの課題の中で、最も難易度が高いテーマは「アイディア探索」です。従来のアンケートやインタビューでは、 潜在ニーズを充たした新しいアイディアは見えてきません。 インデックス・アイは、ホーム・ビジットもしくはスマートフォンやタブレットを活用した観察調査とワークショップを活用して、0からアイディアを構築していきます。
こんなことでお困りの方へ
- どうしてもSEEDS発想の新商品・サービス開発に偏ってしまう。
- 顧客理解や顧客ニーズから、新商品・サービスにつながるアイディアを探索したい。
- 既存商品や参入領域にとらわれず、新事業のアイディアを探索したい。
0ベースのアイディア開発とは
①不満・不具合を解消して0に戻すアイディアに留まらず、
②今気づいている不満・不具合の中で解消することで
顧客の満足につながる可能性のあるアイディア、
③顧客が気づいていない課題を発見して、感動(WOW)につながるアイディアまで探索を試みます。
【モデルケース】 行動観察により新しい商品開発につながる兆し=アイディアを発見する
生活者のライフスタイル・自宅内での行動を観察して、生活者にとっての「課題」を理解して、新しいアイディアの“芽”を探索する
背景/問題意識
これまでは、デスクリサーチや定量調査から周辺環境の分析を行い、マーケティング戦略を立ててきたが、現状、「不満解消」型のアイディアに留まってしまい、新しいアイディアが見い出せていない。
調査設計
テーマ
生活者のリアルな生活実態を行動観察することで、従来のアプローチでは得られない新たなニーズを探り、新しい商品開発につながる兆し=アイディアを発見する。
調査対象
15世帯
年代、同居人数、生活環境の違いにより、生活スタイルや必要品が異なることを考慮し、できるだけ幅広い属性を含める
・性別、有職/無職、小さな子供のあり/なし
・単身生計者(若年層/シニア)、シニア2人暮らし
・大家族/核家族/DINKS
さらに、よりアイディアが湧くように以下の世帯を優先
①生活の中で、「工夫していること」や「こだわり」を持っている方
②生活の中で、悩みやトラウマを持っている方
プロジェクトの流れ
プロジェクトの一例をご紹介いたします。
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Step 01
観察視点の共有会
- 観察する個々人の見極めも重要だが、観察者全員の視点を合わせる“目線合わせ”も重要
- 観察する個々人の見極めも重要だが、観察者全員の視点を合わせる“目線合わせ”も重要
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Step 02
宝探し
事前アンケート
「普段の生活に関するアンケート」→宝探しをする題材の目星(とっかかり)をつける
- ※テーマは「生活で使用している〇〇」であることを伝えたうえで聴取
- ・工夫していること/こだわり
- ・トラウマ/悩み
- ・趣味や好きなこと
- ・キッチン
- ・お風呂回り
- ・洗面トイレまわりなどにカテゴリーごとに
HomeVisit ①
観察インタビュー→「広く&浅く」 ニーズを探る〇〇について、生活全体を観察インタビュー
- 観察1:事前アンケートで目星をつけた内容
①工夫/こだわり
②トラウマ/悩み
③趣味
- 観察2:基本観察カテゴリー
④キッチンまわり、お風呂まわりなど、気づきが多そうな箇所
- 例)キッチンまわり冷蔵庫、食納庫や棚などの収納方法、開封後の保管方法などを観察
- →どこで、どのような〇〇を使用しているか
- →どのように使用しているか
- →なぜそのように使用しているか
- →工夫していること、こだわり、不満点
- ※訪問して対象者と一緒に「会話(雑談)」をしながら、お部屋をまわる
- ※参加者全員、気づきメモをとり、回収→全員に共有
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Step 03
宝探し
・「磨く宝」選定
観察インタビュー編集映像を視聴し、生活者の価値観や意識を探ります。
<気づきメモ共有Point>
- ・メモは、HV後すぐにメンバー全員に共有
- ・各自事前に目を通しておいていただく
<カテゴリー選定Point>
- ・生活者それぞれのアイディアになり得るカテゴリー
- ・全体(15s)を押しなべて大事な/多いカテゴリー
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Step 04
ワークショップ
-磨く宝を選定する
- 観察&インタビューを視聴、個々人の“気付き”を共有、「磨く宝」選定
- 観察&インタビューを視聴、個々人の“気付き”を共有、「磨く宝」選定
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Step 05
宝を磨く
HomeVisit ②
観察インタビュー→「狭く&深く」ニーズを探る
- Phase1で選定した対象者・カテゴリーを深掘るための観察インタビュー
- ※対象者1名につき、2カテゴリー程度
(状況に応じて)行動観察インタビュー
- 実際に、「〇〇」を実施してもらう
- 例)朝食を作ってもらう、掃除をしてもらう、洗面からメイクまでの流れを実施してもらうなどユーザーごとに設定
- ※Point:今後商品になり得るヒントを探る
- ・ユーザーの「望んでいる生活」とは何か?
- ・どんなものがあったら役立ちそうか?
アイディアをぶつけてみる
- WSで出られたアイディアやコンセプトを呈示、意見・感想を聴取
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Step 06
ワークショップ
-宝を磨く
- ホームビジットで得た、生活者の価値観、潜在ニーズなどの“気付き”を共有し、仮説立て新しいアイディアを作り込んでいく
行動観察インタビュー編集映像を視聴
気づき個人ワーク価値観の共有
アイディアづくり全体ワーク
- ※選定Point
- ・生活者それぞれのアイディアになり得るカテゴリー
- ・全体(15s)を押しなべて大事な/多いカテゴリー
サービス
インデックス・アイが得意としているテーマ
顧客理解における様々なアプローチ