Service活用ケース
顧客理解
ターゲットの「価値観」を探索する
自身の「価値観」をダイレクトにきかれても誰も答えることはできません。
インタビューにおいて、“多面的”かつ“線”で追いかけることで、ようやく輪郭が見えてきます。後は受け手の“洞察力”に委ねられます。
そこでインデックス・アイでは、バーバル(言語を用いた)、ノンバーバル(言語を用いない)な「投影法」を用いて、その洞察力を高める工夫をしています。特に、イラストやストーリーを活用した投影法は効果を発揮しています。
こんなことでお困りの方へ
- ターゲット理解が表層的にとどまっており、価値観や潜在ニーズまで探索できていない。
- ターゲットの価値観から、新商品・サービスのアイディアを探索してみたい。
- 生活者研究、顧客理解を、 従来とは違う独自なアプローチで行いたい。
どのように「価値観」を探索するか
“多面的”かつ“線”で追いかける
「最近、楽しかったコト」「興味・関心のあるコト」「こうなりたい」など前向きなお話だけでなく、「省エネモードでこなすコト」「こうはなりたくない/見られたくない」「コンプレックス」なども伺い、多面的に生活者を洞察するためのヒントを得ます。

友人や周囲のヒトに「投影」してみる
本音やダークサイドを引き出すために価値観をより擬人化したビジュアル・ボードを見てもらいながら、インタビューを行います。

【モデルケース】 ターゲットとして20代の「価値観」を探る
背景・調査課題/調査設計
従来のアイディア開発がSEED発想(プロダクトアウト)一辺倒であり、ターゲットの「価値観」や体験価値に基づいたアイディア開発にチャレンジしたい。また、自社製品でなくカテゴリー全体で若年層における購入・利用率が低く、新たに開発する商品は若年層(20代)をターゲットとする。
テーマ
20代一般生活者の「ライフスタイル」や「価値観」を探索する。
調査対象
社会人2~3年目(25歳前後)・・10名
※セグメント毎に偏らないようにする。

プロジェクトの流れ
プロジェクトの一例をご紹介いたします。
事前ワークショップ
ターゲットの「価値観」を仮説として洗い出してみる
ビジュアルボードの作成
ターゲットに当てはまりそうな
「価値観」ごとにビジュアルを作成する

お食事会
インタビュアーが、対象者とその友人と一緒に飲食を共にしてラポール形成、
人となりも観察
1on1インタビュー
ライフスタイル全般や好きなコトなどを伺いながら、ビジュアルボールを呈示、反応を観察していく
ワークショップ
インタビューでの反応から、ビジュアルボードをディティールまで詳細に見直していく
ビジュアルボードのブラッシュアップ
1on1インタビュー
ブラッシュした「価値観」の検証
ご提案/アウトプットイメージ
アウトプット・イメージの一例です。
「価値観」の構造化

「価値観」の深堀

ターゲットに寄り添うためのキーワード抽出

“筋の良い”「価値観」の選定
