定性調査のリクルートについて
皆さま、こんにちは。リサーチャーの佐々木と申します。
ご覧いただき、ありがとうございます。
今回は、弊社の定性調査におけるリクルート(インタビュー参加者を集める)方法についてご紹介いたします。
弊社は、独自のパネル(特定のモニター)を所有しているわけではないため、さまざまな手法を駆使しリクルートを実施いたします。
■主なリクルート手法(インタビュー参加者の集め方)
大きくは、「Webリクルート」「機縁リクルート」「SNSからのアプローチ」がございます。
・Webリクルート…弊社が提携しているアンケートパネル会社の大規模な調査モニターの中から、条件に合う方をリクルートする方法です。
条件に合致するかどうかを簡単なアンケートにご回答いただき、合致した候補者の中からよりお話をお伺いしたい方にインタビューを依頼いたします。
・機縁リクルート…機縁リクルート会社に情報を登録した調査員の方から、個人の人脈を駆使し、リクルートいたします。
・SNSからのアプローチ…希少疾患患者様など、SNSやブログで情報発信を行っている方にご連絡し、ご協力を依頼いたします。
■リクルート先の選定方法
複数のアンケートパネル会社と提携しており、案件と予算に応じて最適なパネル(モニター様)に依頼をしてまいります。
パネル(モニター様)を所有していないからこそ、複数のリクルート会社を使用し併用するといったご提案も可能です。
■医療調査のリクルートについて
医療調査の場合、前述のリクルート手法とは別に治験パネルを使用することや患者会の皆様にご協力いただき実施することもございます。
希少疾患の患者様が対象となる場合などインタビューが難しい調査の際には、医師紹介、介護施設からの紹介によってリクルートをした実績もございます。
より最適なインタビュー参加者様を選定するための工夫の1つとして、インタビュー前にアンケート・日記・画像収集・クイックなショートインタビューを実施する場合もございます。
また、弊社はリクルート後、調査(インタビュー)実施までインタビューご参加者様との関係性を築くことにも注力しています。
患者さんにご自身の疾患について話を伺う際、お辛いご経験を改めてお話いただくこともあるため、事前に顔合わせの場を設けた上で、本インタビューの目的と同時に、このインタビューを通じて今後の医療発展に貢献したいというクライアントや弊社の想いをお伝えし、なるべく不安な点を解消いただけるよう努めております。
他にもインタビューに慣れていない方に参加していただく際には、本音で話していただけるよう、リラックスできる環境づくり行ったり、インタビューの前に簡単なゲームを行う、調査実施日より前にご参加の皆様に集まっていただきアイスブレイクの場を設ける(食事会など)、といったことに取り組んでまいりました。
よりよい調査を実施するため、弊社の知見とあらゆるソースを最大限に活用し、日々精度の高いリクルートの実現を目指しております。
■今後、調査にご協力いただく皆様へ
弊社ブログをご覧いただき、ありがとうございます。
調査の依頼につきまして、SNSや患者会を通してお声がけさせていただく場合など、突然のご連絡の際には驚かれるかもしれませんが、今後の医療の発展のためにも、皆様の貴重なお話をお伺いできれば幸いです。
ご不明点・ご不安な点などございましたら、些細なことでも構いませんので担当者までお気軽にご連絡ください。
■最後に
弊社ではFGIに留まらずインタビュー経験が豊富なスタッフが揃っており、クライアント様のお悩みに応じて適切な調査手法をご提案・実施していきますので、ご依頼、ご相談などありましたらお気軽に弊社<info@index-i.co.jp>までご連絡ください。