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リサーチ 2022.2.1

良いインタビュアーの見分け方

皆さん、こんにちは。インデックス・アイの山井です。

弊社では、クライアント様向けのマーケティング・リサーチ研修を数多く実施しております。
定性調査研修やインタビュアー研修の受講者様から
「良いインタビュアー(モデレーター)の見分け方は?」といったお問合せをいただきました。

良いインタビュアー(モデレーター)とは、
クライアント様のビジネスを前進させるために「インタビュアーの役割」を果たせる、
そのための能力「インタビュースキル」が高い方 と考えております。

あくまで私なりの考えで恐縮ですが、
1.インタビュアーの役割
2.インタビュアーのスキル
3.良いインタビュアーの見分け方
について、お話しさせていただきます。

1.インタビュアーの役割

インタビュアーの主な役割は「限られた時間内で対象者に質問をし、情報を得ること」ですが、
マーケティング・リサーチにおけるインタビュアーはそれだけではありません。

質問・司会するだけでなく、インタビュー中も常に分析者として、
「クライアント様の意思決定につながる有益な情報を引き出す」こと、
対象者の発言の中から「大事なポイントを見つけ出すこと」を意識し、
インタビュー後にクライアント様に報告するところまでがインタビュアーの役割だと考えています。

2.インタビュアーのスキル

続いて、インタビュアーのスキルをレベル分けしてみました。

弊社では、入社して早々のスタッフに、実際の対象者を相手にインタビュアー研修を実施しますが、
初めてのインタビューでも、殆どのスタッフは、レベル0~1までは達成できます。
インタビュー経験が浅いスタッフに感想を聞くと、
大体「対象者がたくさん話してくれた/楽しそうだったので、インタビューは上手くいったと思う」と言われます。

しかし、本当に上手くいったと言えるのでしょうか?
「このインタビューで得られた、有益な情報・大事なポイントは何でしたか?」と聞くと、
経験が浅いうちは、すぐに答えられないことも多いです。

やはり、インタビュアーを実施するからには、
クライアント様のアクションにつなげること、ビジネスを前進させることが大前提ですので、
レベル2「調査で明らかにすべきポイント(課題)を深掘りできる」、
レベル3「クライアント様のアクション(目的)につながる有益な情報を引き出せる、気づける」
まで達成できて初めて、プロのインタビュアーと言えるのではないでしょうか。

3.良いインタビュアーの見分け方

最後に、弊社でも特にクライアント様からのリピートが多いスタッフに共通するスキルをまとめてみました。

① インタビューガイドを完全に自分の物にしている
② 「話しやすい」雰囲気を作れている
③ 「私の話を聞いてくれている」雰囲気を作れている
④ 対象者の言葉で話し、対象者の言葉で聞いている
⑤ 想定外の状況に対応できる

①~⑤はいずれも、調査の目的(調査結果をどう活用するのか)課題(何を明らかにしたいのか)を十分に理解できているからこそれきることだと思います。

つまり、インタビュアーでも、リサーチャーでも、結局、一番大事なのは、
調査目的と課題の理解、ここに尽きると思います。

他にも「インタビュアーには、もっとこういう役割もある」「こういうスキルも重要」
とお感じになることもあるかと思いますので、
ぜひ、皆さんが考える「良いインタビュアー像」を教えていただけると嬉しいです。

この記事を書いた人

山井 あかり

山井 あかり

企業向けインタビュー研修の講師も担当しており、インタビュー対象は用事~寝たきりのシニア、難病患者さん、著名な医師やスポーツ選手など幅広い。 一般的なインタビューの他、企業主催のファンミーティング(ユーザーが参加する商品開発会議など)の運営も担当。

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