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ワークショップ 2023.1.4

調査後ワークショップのファシリテーションで重要なこと

謹んで新春をお祝い申し上げます。皆さまいかがお過ごしでしょうか。インデックス・アイの大村と申します。
2022年度に新卒入社し、現在はテーマパークやアルコール飲料、医療などの定性・定量調査に携わらせて頂いております。

本日は、昨年経験して特に印象に残っている『調査後ワークショップ(調査結果をアクションにつなげるためのワークショップ)のファシリテーション』について、弊社社員のファシリテーションを見たり、私自身が体験した中で、特に重要だと感じたことをお話しいたします。

 

■調査後ワークショップの目的

まず、調査後ワークショップの目的についてお話しいたします。
調査後ワークショップは、調査から得られた気付きや問題意識をプロジェクトメンバー間で共有し、どう次のアクションに繋げていくか、合意形成を図るために実施しております。次のアクションが何か(製品のコンセプト決め、広告メッセージ決め、、、など様々です)によって進め方は異なりますが、大きな位置付けとしては、上記のように捉えております。
※因みに、調査前ワークショップは、現状の共有や仮説出し、課題設定、調査対象や調査内容の検討などを目的として、調査前に行うものです。

ワークショップの形式としては、多くはオフラインでプロジェクトメンバーが集まって行い、付箋やワークシートで意見を出し合い、その場で議論していきます。

 

■調査後ワークショップを進行する上で特に重要だと感じたこと

特に重要だと感じたことを2つお話しいたします。

【1つ目】ワークショップのゴールを共有すること
そのワークショップで何を決めなければならないのか、何を最終的なアウトプットとして出すのか、参加メンバーそれぞれが共通認識を持って参加するということです。
例えば「アイデアを量産する」がゴールのワークショップの場合は、「とにかくたくさんアイデアを出すこと」が重要であり、「量産した中で筋の良いアイデアをブラッシュアップする」ことの優先度は下がります。
ワークショップのゴールの共有ができていないと、参加メンバー間で共通認識を持って議論することが難しくなります。
その為、ワークショップだけでなく、調査を含めたプロジェクト全体でも、流れと目的の共有が重要だと感じております。プロジェクト全体の流れが参加メンバーの中で共有されていれば、そのワークショップの位置付けやワークショップ後のアクションのイメージが一致するためです。

【2つ目】拡散と収束のメリハリをつけること
ワークショップは、幾つかのステップを設けて進めております。
各ステップには、
・生活者の行動の背景や気持ちを考える(拡散)
・背景や気持ちをもとに、課題を考える(拡散)
・特に重要な課題を特定する(収束)
・課題を解決する為のアイデアを量産する(拡散)
・アイデアの中で特に解決に繋がりそうなものを選定する(収束)
…などがあります。
ステップの内容はプロジェクトによって様々ですが、それぞれのステップが「拡散する場」なのか「収束する場」なのか、意識することが重要です。
議論に熱中すると、重要課題を特定するための「収束する場」なのに、重要課題(案)が増えてしまったり、議論の視点を広めてしまうなど、時間内に終わらないだけでなく、1つ目にも通じますが、参加メンバー間で共通認識を持って議論することが難しくなります。
ワークショップや各ステップの最初に、「拡散」と「収束」どちらの場なのか、ファシリテーターが声掛けなどをして参加メンバーそれぞれに意識してもらうことが重要だと感じております。また、次のステップに進む前に、メンバー間で合意形成をとってから進むことも重要です。

 

最後になりますが、ワークショップのファシリテーションで重視すべき点は多くありますが、今回執筆させて頂く上で、前述した2点を選択した理由は、私自身が業界問わず、どんな商材のワークショップでも重要だと感じたためです。
今後皆様の社内でワークショップを実施されたり、そのファシリテーターを務められる際には、この2点を意識して頂くと、よりそのワークショップが有意義なものになるのではないかと思います。
長い文章となりましたが、最後までお読みいただきありがとうございました。

この記事を書いた人

大村 咲樹

大村 咲樹

アシスタントリサーチャー。メディカル/一般消費財、定性/定量調査それぞれ偏りなく担当。パーク内同行調査や訪問調査なども経験。他業界での調査経験も活かし、皆様のビジネスを前進させられるような調査ができるよう、邁進して参ります。

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