セミナーご紹介 ~10年後の暮らしを見据えてコンセプトを考える~
あけましておめでとうございます🎍セミナー事務局の佐久間です。
2024年も皆さまにとって明るく希望に溢れる1年となりますように。本年もどうぞよろしくお願いいたします!
本記事では、先日「未来を予測し、コンセプトを考える」セミナーを開催いたしましたので、実施の様子を簡単にご報告いたします。
テーマの選定理由
日本の社会や生活者の暮らしを取り巻く環境は、今後ますます変化していくことが予想され、顧客のニーズや嗜好も変化する可能性があります。
そのような中で、将来的な顧客ニーズに対応できる製品やサービスを提供するために、将来予測を踏まえたコンセプト構築が今後求められてきます。
そのため、本セミナーでは10 年後の暮らしを想像しながら、新しい生活に合わせた商品やサービスのコンセプトを参加者の皆さんと考えるワークショップを実施いたしました。
セミナーの目的と内容
【目的】
- 今後益々変化していく未来について考えるきっかけとする
- 将来予測に基づくコンセプト構築について基礎を学ぶ
上記の2つを目的に、セミナーでは 「高齢者の食生活(自宅内)にまつわる」 商品・サービスの開発のためのコンセプト構築を、ワークショップを通じて体験していただきました。
【ワークの内容】
- 10年後の高齢者の食生活における課題を抽出し、”問い”を設定する
- 商品コンセプト案を構築する
今回のワークでの注力ポイントをいくつかご紹介いたします。
- 変化すること/しないことの整理
将来を考える上で、「変化すること」「変化しないこと」は何か、という視点を持つことが大事です。
「変化すること」であれば、トレンドや市場の変化を予測し、商品を将来の需要や傾向に合わせて設計する必要があり、一方で、「変化しないこと」であれば、基本的な価値やニーズ、消費者の根本的な要求に応える必要があります。ワークでは、この視点を踏まえ、課題の整理を行っていきました。
- コンセプト案を構築する上で、ポイントとなるのが“問い”の設定です。
良いコンセプトを考えるために、「誰のため?」「その人たちにとってどんな良いこと(価値)があるのか?」といった立ち返るもの(=問い)があることで、何を達成したいのか・何に焦点を当てるべきかを把握しやすくなります。
良い”問い”はその後のコンセプトアイディアを出す上での指針となり、”問い”次第で、答え(=コンセプト)が変わってきます。ワークでは、良い”問い”を設定するために例題もご紹介しながら理解を深めていきました。
セミナー参加後の感想を、一部抜粋してご紹介いたします。
「普段の業務では、将来のことについて考えるきっかけがないので、いいきっかけになった」
「コンセプトを考える上で、問いの重要性を理解できた」
インデックス・アイでは、これからも定期的にセミナーを開催していきますので、ご興味のある方はぜひご参加ください。
セミナーに関して、皆様からのご要望もお待ちしております。<info@index-i.co.jp>までお気軽にお問い合わせくださいませ。